香川真司はドルトムント指揮官が求める理想像「波がなくて素晴らしい安定感」

シュテーガー監督の信頼を勝ち取った香川 photo/Getty Images

チームの核となっている香川

ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、ペーター・シュテーガー監督から絶大な信頼を得ているようだ。

今季前半戦は思うよな出場機会を得られず、途中出場や途中交代、ベンチを温めることも多かった香川だが、ブンデスリーガ第8節以降にチームが不調に陥り、昨年末にピーター・ボス監督が解任されると転機が訪れる。新指揮官に就任したシュテーガー監督の初陣でスタメンを飾ると、勝利を手繰り寄せるゴールをゲットし、見事起用に応えた。それ以降、香川はチームの核として全試合にフル出場しており、公式戦7試合で3ゴール3アシストを記録。チームもリーグ戦では無敗をキープ(3勝3分)している。

独『kicker』によると、インタビューに応じたシュテーガー監督も「ゴール前では危険な存在あり、後ろでもうまく機能してくれている選手が必要」と述べた上で、チームになくてはならないピースとなりつつある香川について「シンジは(当たり、はずれのある)『福袋』とは違う。彼は調子の波がほとんどなく、とても勤勉な選手だ。試合では素晴らしい安定感があるしね」コメント。指揮官が求める選手として、香川のプレイスタイルは自身の理想にマッチしているという。

徐々に調子を上げ、目に見える結果を残す香川だが、今後もシュテーガー監督の期待に応えることができるのか。さらなる活躍に期待したい。

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