「クラブ史上最高の選手と比較するのは早すぎるが……」 ヴェンゲルもオバメヤンに重ねたアンリの姿

レジェンドと比較されるオバメヤン photo/Getty Images

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走力、フィニッシュ能力を認める

今冬にアーセナルが獲得したFWピエール・エメリク・オバメヤンは、その驚異的なスピードからクラブのレジェンド的存在である元フランス代表FWティエリ・アンリと比較される機会が多い。アーセナルでは背番号もアンリがつけた14番となっているため、余計に比較論は加速する。

英『Daily Mirror』によると、指揮官アーセン・ヴェンゲルも似た部分はあると認めている。比較するのはまだ早すぎると語っているものの、前節のエヴァートン戦のパフォーマンスから優秀な選手だと絶賛している。

「走りのクオリティの部分でアンリと似たところがあるね。だが、アーセナル史上最高の選手と比較するのは少々早すぎるよ。オバメヤンは1試合プレイしただけだが、模範的なものだった。エヴァートン戦でのフィニッシュは見事だったね。彼のフィニッシュは優れている。ティエリの場合はもう少しボールを持っていたし、ゲームに絡む機会が多かった」
エヴァートン戦でのオバメヤンは前線に張っている機会が多く、ボールに絡むケース自体はそれほど多くなかった。時折ゲームメイクにも関わったアンリとは違うポイントと言えるだろう。それでもエヴァートン戦で相手GKの動きを見て浮かして決めたゴールはワールドクラスのもので、アンリとの比較論が起こるのも当然だ。

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