カバーニも期待をかけるイタリアの大型ストライカー 「様々な形での得点法を理解している」

ナポリで活躍したカバーニ photo/Getty Images

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トリノ版カバーニとなる可能性も

今のナポリも非常に美しいチームだが、ワルテル・マッツァーリ政権下でチャンピオンズリーグ決勝トーナメントにも進出した2009年からの4年間のチームも魅力的だった。そこで中心的存在だったのが現在パリ・サンジェルマンで活躍するFWエディンソン・カバーニだ。

カバーニはナポリでの3シーズンで100得点以上挙げ、ワールドクラスのストライカーとの評価を確立した。伊『TuttoSport』によるとカバーニは今でもナポリに特別な感情を抱いており、美しい思い出ばかりだと改めて振り返っている。また、現在マッツァーリがトリノを指揮していることにも注目しており、トリノが抱えるイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの能力を引き出して欧州の舞台まで上がってきてほしいとエールを送っている。

「イタリアで過ごした美しいイメージは今でも僕の心の中にあるよ。監督は優れた人物だったし、トリノも強くすることを願っている。ベロッティのプレイを何度かテレビで見たけど、彼は強くて若い非常に良い選手だ。よく走るし、パワフルで、フィニッシャーとしての本能も持っている。様々な形での得点法を理解しているね。いつか彼もチャンピオンになれる。監督、ベロッティとともにトリノが欧州の舞台に来ることを待っているよ」
マッツァーリがベロッティをさらに成長させることができれば、カバーニのような存在となるかもしれない。そうなれば欧州カップ戦出場権を狙うことも不可能なミッションではなくなってくるはずだ。

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