「適応必要と言い訳できる時間過ぎた」 国王杯で何もできなかったバルセロナMFに厳しい指摘

バルセロナで期待に応えられないA・ゴメス photo/Getty Images

前半45分だけで交代

9日にスペイン国王杯準決勝2ndレグでバレンシアと対戦したバルセロナのスタメンには、MFアンドレ・ゴメスが入るサプライズがあった。今季絶好調のパウリーニョ、新加入のフィリペ・コウチーニョをベンチに座らせてゴメスを先発させた指揮官エルネスト・バルベルデの選択はやや意外なものだったが、その試みは前半45分間のみであっさり終わってしまった。

後半からはゴメスに代わってコウチーニョが入り、そのコウチーニョはルイス・スアレスのアシストから貴重な先制点を記録している。スペイン『MARCA』は「ゴメスを先発させた判断は誤りだった」と伝えており、ポルトガル代表MFのパフォーマンスに納得していない。

ゴメスは24歳と若い選手だが、同メディアは「バルセロナのスタイルに適応するために時間が必要と言い訳できる期間は過ぎた」と厳しい指摘をしており、2016年夏に加わってから進歩が見られないゴメスに愛想を尽かしている。ゴメスが最後に決定的な働きをしたのがいつか覚えている者はいるか?とまで伝えており、信頼を失ってしまっている。

今冬にコウチーニョが加わったバルセロナは中盤がこれまで以上に豪華になり、ポジション争いは激しい。ゴメスのことを忘れていたサポーターもいるかもしれないが、今の状態でポジション確保は難しいか。

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