モウリーニョ、マタ冷遇で失った勝ち点が凄まじいことに

マンUの攻撃を牽引しているフアン・マタ photo/Getty Images

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来季のCL出場権確保にむけて暗雲

11日に行われたプレミアリーグ第27節で、ニューカッスルに0-1で敗れたマンチェスター・ユナイテッド。消化試合がひとつ少ない5位チェルシーとの勝ち点差が6と、来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保にむけて暗雲が漂っている。

チーム内最多のキーパス数(※34本)を誇るフアン・マタを先発から外したジョゼ・モウリーニョ監督。前半からサイドアタックや速攻を多用して相手ゴールに迫ったものの、ラストパスの精度を欠く場面が多く、得点を挙げるに至らなかった。パスセンスに定評があるマタのベンチスタートが裏目に出てしまった同監督だが、今季の同リーグ5敗のうち4敗が同選手を先発から外した試合と、人選が奏功していない。なお、同クラブは同選手が先発しなかった同リーグ9試合で3勝2分け4敗と、勝ち点16を落としている。奇しくも首位マンチェスター・シティとの勝ち点差と同じ数字だ。

自陣ゴール前で守備ブロックを敷く相手に手を焼く場面が散見されているマンチェスター・ユナイテッド。狭いスペースにおいても決定的なパスを供給できるマタの序列も含め、モウリーニョ監督は人選を再考する必要があるだろう。
(※)味方のシュートに繋がったパスのこと。英『squawka』より同選手の今季のリーグ戦での数値を引用。

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