香川にとって朗報となるか ドルトムントCEOはシュテーガー体制を長く続ける考えがあることを示唆

シュテーガー体制でドルトムントは徐々に安定 photo/Getty Images

香川はシュテーガー体制でキーマンに

まだ完全に立ち直ったとは言い難いが、ドルトムントはペーター・シュテーガーを指揮官に据えてから徐々にリズムが出てきている。未だに複数失点するなど脆いところもあるものの、シュテーガー就任以降は黒星がDFBポカールのバイエルン戦のみという成績は評価されるべきだろう。

『sky SPORTS』によると、クラブのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOもチームが今のフォームを維持すればシュテーガー体制を長く続ける考えがあることをアピールしている。

「彼はまだブンデスリーガで負けていない。もしこのまま負けない状態を続けられたなら、我々が彼との関係を続けないのは愚かなことだろうね。我々はハッピーだ。彼は優れた指揮官だからね」

仮にシュテーガー体制が続くなら日本代表MF香川真司にとっても悪い話ではないだろう。香川はシュテーガーから最も信頼されている選手の1人で、今やチームの攻撃の柱となっている。今後は戻ってきたマリオ・ゲッツェとポジション争いになる可能性も考えられるが、シュテーガーのスタイルに香川は上手く適応している。

トーマス・トゥヘル、ピーター・ボスと近年のドルトムントは安定感を欠いていたが、シュテーガー体制を2、3シーズン続けられれば面白いチームに仕上がるはずだ。

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