バルサがチェルシー戦前に失速気味? 無敗続くチームにもスペイン紙は不安ありと指摘

メッシはヘタフェ戦で沈黙 photo/Getty Images

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疲労が出てもおかしくはないが……

ここまでバルセロナはリーグ戦で無敗を維持しており、今季はチャンピオンズリーグと決勝にまで進出しているスペイン国王杯と合わせて3冠を獲得できるのではとの期待も高まっている。全てが順調に見えるが、スペイン『MARCA』は気になる兆候もあると指摘する。

それはリーグ戦でエスパニョール、ヘタフェと立て続けに引き分けてしまったことだ。単なる引き分けが2つ続いただけとも言えるが、同メディアは失速の予兆ではないかと不安視している。

まず同メディアが気にしているのはFWルイス・スアレスとリオネル・メッシの状態だ。2人はネイマールが退団した穴を埋める素晴らしい活躍を見せてきたが、国王杯準決勝2ndレグのバレンシア戦も合わせれば3試合続けて2人に得点が生まれていない。2試合以上続けて2人が得点できなかったのは今季初のことで、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のチェルシー戦に影響が出るのではと不安視されている。
また、2人に次いでチーム内で3番目に得点数の多かったMFパウリーニョもここ8試合ゴールから遠ざかっている。パウリーニョの本職は得点を挙げることではないが、チームにとって重要な得点源となっていたブラジル代表MFの出来も不安を煽っている。

最後の気になるポイントとしては年明け以降過密スケジュールになっていることで、国王杯で決勝まで進んだため毎週のように2試合こなしている。6週間で12試合こなすスケジュールがメッシやスアレスら主力のパフォーマンス低下に繋がっているのではないかと見られており、チェルシー戦の3日前にもエイバル戦が控えているのは気にかかる。

メッシがチェルシーを苦手としていることも不安を加速させているが、エイバル相手にそうした意見を跳ね除けられるだろうか。ここまで完璧すぎたがゆえに、引き分けが2つ続いただけで大問題と騒がれている。

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