あと1点が遠かった鹿島、ACL初戦はドロー 大岩監督が明かした改善点

テクニカルエリアからピッチを見つめる大岩監督 photo/Getty Images

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相手に適した攻撃方法

鹿島アントラーズは14日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第1節で上海申花(中国)をホームへ迎え入れた。試合は、キックオフ直後の4分に先制点を許した鹿島だが、51分に遠藤康が同点ゴールを決め、1-1のドロー。失点後はチャンスをいく度となく作り、試合の主導権を握ったものの、逆転することはできなかった。

試合後、インタビューに応じた鹿島の大岩剛監督は、上海申花戦を「1点が遠いというか、数多くチャンスを作りながら最後のフィニッシュの精度が悔やまれるゲームだった」と振り返りつつも「選手たちのパフォーマンスは非常に良かった。失点場面以外は非常にいいプレイをしてくれた。キャンプからやってきたことを、選手たちが非常に前向きにやろうとしてくれた」と評価。クラブの公式サイトが伝えている。

そして、立ち上がりの失点シーンについて「ゲーム前にも選手たちに立ち上がりを気をつけるように伝えていたが、相手が上回っていた。ボールのこぼれ方、セカンドボールへの反応。まずは一つ目のプレイで、はっきりとしたプレイをしなければいけなかった」とコメント。改善点については「攻撃に関しては、いろいろなバリエーションを出すことができていた。対戦する相手や戦い方が変わったとき、相手を見て攻撃するところを変えること。自分たちが戦いのなかで判断することが大事になってくると感じた 」と述べ、相手に適した攻撃方法、そしてその判断力が必要と感じたようだ。
鹿島は次節、21日に水原三星(韓国)とアウェイで対戦する。上海申花で見えた課題を修正し、敵地で白星を勝ち取ることができるのか。



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