C大阪、日本勢唯一のACL白星発進 決勝点の起点となった高木「何か爪痕を残したかった」

粘り強いプレイでシュートまで持って行った高木 photo/Getty Images

尹晶煥監督の采配がズバリ的中

セレッソ大阪は14日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第1節で済州ユナイテッドと対戦した。

敵地で行われた試合は、両チームともにゴールネットを揺らすことができず、ただただ時間だけが過ぎていく。このままスコアレスで終わるかと思われが後半アディショナルタイム、MF水沼宏太が値千金の決勝ゴールを挙げ、C大阪が1-0で済州を撃破。ACLに出場している日本勢で、唯一白星発進を決めた。

試合後、インタビューに応じた尹晶煥監督は「アウェイで厳しい戦いになることは予想されていたが、本当に厳しい戦いになった」と話しつつ「最後まで耐えて、最後にゴール入れることができました。この勝利はとても大きいし、最後まで耐えてくれた選手に本当に感謝したい」と喜びをあらわにした。クラブの公式サイトが伝えている。

さらに、後半アディショナルタイムに投入し、粘り強いプレイで決勝点の起点となった高木俊幸の采配について聞かれ、「最後のチャンス、望みを懸けて交代枠を使用した。結果的に、その采配が的中した形になった」と言及。ただ「高木選手だけではなく、すべての選手がしっかりと耐えてやってくれた結果」とも述べた。

途中出場を果たした高木本人も決勝点の起点となったシーンについて「あの場面はシュートするイメージだけを考えて、トラップして振り抜いたんですけど、結果、ゴールにつながって良かった」コメントした上で「絶対、何か起きる時間帯だと思ったし、あの時間帯では自分が一番フレッシュな選手だったので、何か爪痕を残して終わりたいなと思っていた」と明かしている。

C大阪は次節、21日にホームで広州恒大(中国)と対戦する。敵地で勝ち切った勢いで、連勝を飾ることができるのか。


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