本気になったレアルがPSG戦で見せた意地 123.664Knの走行距離が示す驚異の泥臭さ

PSGを撃破したレアル photo/Getty Images

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選手全員がハードワーク

今季はリーグ戦で首位バルセロナと大差をつけられ、スペイン国王杯でも敗退したレアル・マドリードにとってチャンピオンズリーグは唯一残されたタイトルだった。14日に行われたパリ・サンジェルマンとの決勝トーナメント1回戦1stレグは今季最大の勝負と位置付けられ、試合前からレアルの選手たちも意気込んでいた。

レアルの選手たちがいかに本気だったのか。それはデータに表れている。スペイン『MARCA』は、レアルがこの試合で計123.664Kmの走行距離を記録したと伝えているが、これは今季最高の数字だ。PSG戦までの平均が107.938Kmだったため、この試合に選手たちがどれだけ本気だったのかが分かってくる。

最も走ったのはMFトニ・クロースで13.362Km、次いでMFルカ・モドリッチ12.003Km、DFナチョ・フェルナンデス11.492Kmと続いていく。FWクリスティアーノ・ロナウドも10.749Kmを記録しており、この試合ではスライディングで相手のクリアを妨害するなど熱いプレイもあった。ロナウドにも強烈な思いがあったのだろう。
まだ2ndレグが残っているが、1stレグで選手たちがハードワークによる手応えを掴んだのは間違いない。美しく勝つだけでなく、泥臭くタイトルを獲りに行く。今のレアルはこれまでにないほど本気だ。

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