あの冷静沈着な長谷部誠が試合中にぶちギレ! その理由とは……

ライプツィヒ戦でフル出場し、勝利に貢献した長谷部 photo/Getty Images

“あえて”相手選手へ突っかかりに行った!?

日本代表MF長谷部誠らが所属するフランクフルトは19日、ブンデスリーガ第23節でRBライプツィヒをホームへ迎え入れた。

13分に先制点を許したフランクフルトだが、22分、26分と立て続けにゴールを奪い逆転に成功。前半をリードして折り返すと、後半は両チーム計6枚のイエローカードが飛び交う荒れた展開となったが、このリードを最後まで守りきり2-1でライプツィヒを撃破した。この結果、上位対決を制したフランクフルトは、2連勝で3位へ浮上している。

この一戦でフル出場を果たし、勝利に貢献した長谷部。試合後のインタビューに応じると、ライプツィヒ戦を「失点まではちょっと嫌な流れでしたけど、早い時間に追いついて前半のうちに逆転できた。先制点を取られてもそんなに嫌な感じはしなかったですね。最近の自分たちの力を考えたら、十分逆転できるという自信もあったので。そういう意味ではしっかりと逆転して、後半は相手にもチャンスらしいチャンスを与えなかったですし、良いゲームができたと思う」と振り返っている。ブンデスリーガの公式サイトが伝えた。

前半終了のホイッスルが鳴ったのにもかかわらず、相手選手がプレイを止めた長谷部に後ろからタックル。長谷部が怒りを爆発させる珍しい場面が見られた。ただ「試合前に、相手はかなり挑発してくるしすぐ倒れる、そういうチームだというのは話していた」と述べた上で「個人的にも、ハーフタイムのときに熱くなってしまい、注意を受けた。ああいうのは相手に仕掛けてやる部分もあると思うし、そんなにやっていても悪い感じはなかった」と明かしている。普段から冷静沈着な長谷部は、“あえて”相手選手へ突っかかりに行ったのかもしれない。

さらに「ピッチでは戦わなくてはいけないと、監督がかなり言っていた。イエローカードが何枚も出たけど、1対1とか『戦う』というところでは、選手たちは戦えたと思う」とも話しており、荒れた展開の中でも大きな手応えを感じたようだ。


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