[CL]ローマ、シャフタールに痛恨の逆転負け 前半と後半で全く別のチームに……

ローマの指揮官を務めるディ・フランチェスコ監督 photo/Getty Images

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悔しさを吐露した指揮官と主将

21日にチャンピオンズリーグ・ラウンド16の1stレグが行われ、シャフタールとローマが対戦した。

シャフタールのホームで行われた試合は、41分に試合が動いた。エディン・ジェコの絶妙なスルーパスで抜け出し、エリア内へ侵入したジェンギス・ウンデル。左足でシュートを放つと、GKに触られながらもボールはゴールに吸い込まれ、ローマが先制した。なお、ウンデルにとってこの一戦がチャンピオンズリーグデビュー戦である。

しかし後半に入ると、シャフタールも反撃に出る。52分、最終ラインから一本のロングボールを入れると、ファンクド・フェレイラがローマDFの裏へ抜け出す。後ろからプレッシャーをかけてきたDFコスタス・マノラスを冷静にかわし、右足でシュートを決めた。
スコアをタイに戻し、勢いに乗るホームのシャフタール。その後もいく度となくチャンスを迎えるが、ローマGKアリソンの好セーブに阻まれ、なかなかゴールを奪えない。だが71分、エリア右手前でFKを得ると、フレッジが左足で直接ゴールを狙う。右隅に飛んだボールはクロスバーに当たりながらゴールネットを揺らし、シャフタールが逆転に成功。試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、シャフタールが2-1でローマを撃破している。

試合後、痛恨の逆転負けを喫したローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じると、「シャフタールに同点ゴールを決められた後、フィジカル面だけでなく、メンタル面もひどく低下させてしまった。後半は満足できないような結果になった。あまりにも多くのミスが目立ってしまったからね。(前半と後半では)全く異なる2つのチームを見ているようだったよ」と悔しさをにじませた。

キャプテンとしてフル出場したローマMFダニエレ・デ・ロッシも「前半は非常に良いパフォーマンスを披露できた。だが、やってはいけないミスで失点した後、僕らはプレイするを止めてしまった。シャフタールは強い。今回の失敗を分析し、この結果を頭に叩き込む必要がある。2ndレグでローマは、素晴らしい結果を残さなければならないからね」とコメントしている。

[スコア]
シャフタール 2-1 ローマ

[得点者]
シャフタール:フェレイラ(52)、フレッジ(71)
ローマ:ウンデル(41)



参照元:YouTube

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