サッカーをこよなく愛した大杉漣さんの急逝…… 地元徳島が開幕節で記帳所設置

徳島を応援するサポーターたち photo/Getty Images

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徳島の大ファンだった大杉漣さん

徳島ヴォルティスは22日、同クラブの大ファンであった俳優・大杉漣さんの急逝を受けて、25日にホームで行われる明治安田生命J2リーグの第1節ファジアーノ岡山戦で、記帳所を設置することを発表した。

昨年9月に66歳の誕生日を迎えていた大杉漣さん。サッカーを心から愛し、俳優として活躍する傍らオフを利用してスタジアムまで足を運ぶなど、芸能界屈指のサッカーファンとして知られ、地元徳島を本拠地とする徳島ヴォルティスの熱狂的なファンとしても有名だった。

そんな大杉漣さんが昨日、急性心不全のためご逝去。徳島は岸田一宏代表取締役社が公式サイトを通じて「心よりご冥福をお祈り申し上げます」と綴るとともに、次のような追悼コメントを寄せている。
「大杉漣さんにはクラブの前身である大塚製薬サッカー部時代から、地元のクラブである徳島ヴォルティスに熱い想いを寄せて応援していただいておりましたことに深く感謝申し上げます。昨シーズンのFC岐阜戦では、初めてピッチレベルで両チーム・主審に花束を贈呈いただきました。この日もお仕事ではなくオフを利用してスタジアムにお越しいただき『サポーターを代表して』とおっしゃっていたお姿に徳島ヴォルティス、そしてサッカーへの愛を感じるところでありました。今シーズンへの期待もしていただいており、これからも共に歩みを進めることが出来ると思っておりました」

「俳優としてのご活躍やサッカーを楽しまれているところでの突然のことに、本当に驚いております。ご家族のお悲しみは、計り知れないものとお察しします。また我々をはじめ徳島ヴォルティスに関わる人々、そしてサッカーを愛する人々も深い悲しみに襲われています。謹んで哀悼の意を捧げるとともに、大杉漣さんの徳島ヴォルティスへの熱い気持ちを胸に、今週末に開幕する2018シーズンを徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さんと一丸となって戦い、シーズン終了後には良いご報告が出来るように全力を尽くす所存です。慎んでご冥福をお祈り申し上げます」

大杉漣さんが急逝した悲しみの波は、サッカー界にも大きく広がっている。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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