バルサの”5億ユーロ”もの補強が効果なし!? スペイン紙は戦力になってないと厳しい指摘

バルサの補強は上手くいっていないのか photo/Getty Images

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ビッグマッチで先発任せられる選手少なく

バルセロナはルイス・エンリケの下で3冠を達成した2014‐15シーズン以降、実に14人もの新戦力を加えてきた。中には結果を出している選手もいるのだが、スペイン『MARCA』はこれらの補強があまり戦力になっていないと厳しい見方をしている。

今冬に加入したばかりのMFフィリペ・コウチーニョ、DFジェリー・ミナの判断を下すのは早すぎるが、同メディアはビッグマッチで先発が確保されている新戦力はDFサミュエル・ウムティティだけだと主張している。ウムティティはジェラール・ピケの相棒として固定されており、将来が期待されるミナもここに割って入るのは難しいだろう。

しかし他の選手を見ると、DFルーカス・ディーニュ、アレイクス・ビダル、ネウソン・セメド、MFアルダ・トゥラン、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、FWパコ・アルカセル、ジェラール・デウロフェウ、ウスマン・デンベレとすでにクラブを離れた選手を含めビッグマッチで先発を任せられる選手は少ない。
今季印象的なパフォーマンスを見せているMFパウリーニョについても、同メディアはチェルシー戦の出来が悪かったと批判しており、チャンピオンズリーグのようなビッグマッチでも信用できる選手なのかと疑っている。

パウリーニョの場合は右サイドで起用されたため、本領を発揮しづらかったのも理由だろう。右サイドを誰に任せるのかはバルセロナの悩みとなっており、パウリーニョもビダルもチェルシー戦では期待に応えなかった。同メディアは補強が上手く機能していないとの見方だが、実力ある選手でもバルサの哲学に合わせるのは難しいのだろう。

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