日本で1番ジョーカーのセンスを持つ男 ヴォルフスブルク戦で出場4分後ゴールの武藤を独紙も称賛

得点を決めた武藤 photo/Getty Images

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ポジション争い激しい中でアピールのゴール

マインツに所属するFW武藤嘉紀は不思議な力を持った選手だ。昨季からそうだったが、武藤は途中出場から試合に入ることを苦にしていない選手なのだ。

武藤は23日に行われたヴォルフスブルク戦でベンチスタートとなったが、前半40分にFWエミル・ベルグレーンが負傷で交代。代わりに武藤がピッチに入ったが、その4分後に武藤は左サイドからのクロスボールに左足で合わせて得点を記録した。まさに電光石火の一撃だ。

武藤は昨季も途中出場から4得点を記録しており、ドイツメディア『T-Online』は武藤をジョーカーと称えている。今回は前半途中から出場したためジョーカーとの呼び名が適切かは微妙なところだが、途中出場からゴールに絡む能力を持っているのは大きい。
独『WELT』も「20日にヴォルフスブルクの指揮官に就任したブルーノ・ラバディアの完璧なデビューを武藤が奪った」と報じており、武藤の得点感覚は見事だ。これで今季リーグ戦での得点数は7となり、相変わらずチーム得点王の座を守っている。降格圏に近い位置にいることを考えると、そこで7点も奪っているのは称賛されるべきだろう。

武藤は怪我の影響もあって日本代表に招集される機会が限られていたが、日本の数少ないジョーカーとしてロシアワールドカップへ招集するのも悪くないはずだ。



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