リーガがプレミアに勝てなくなった!? レアルもバルサも大苦戦

バルサもアウェイでチェルシーに大苦戦 photo/Getty Images

スペイン紙は支配弱まったと心配

何か特別な苦手意識でも生まれてしまっただろうか。スペイン勢がチャンピオンズリーグの舞台でイングランド勢相手に苦しんでいる。ベスト16ではバルセロナがチェルシーと、セビージャがマンチェスター・ユナイテッドと対戦しているが、1stレグはどちらもドローだった。これだけではない。今季スペイン勢はイングランド勢に1度も勝てていないのだ。

グループステージではセビージャがリヴァプールと対戦したが、2回ともドローだった。グループ敗退となったアトレティコ・マドリードはチェルシーと1分1敗、しかもその1敗はアトレティコのホームで喰らったものだ。

そして最も衝撃的と言えるのが昨季王者レアル・マドリードで、グループではトッテナムに1分1敗と完璧にやられてしまった。トッテナムも優れたチームだが、サンティアゴ・ベルナベウでも勝てないのはレアルも想定していなかったのではないか。結局はグループを2位で通過することになり、今回はトッテナムの実力を認めるしかないだろう。

スペイン『MARCA』は「過去の支配は消え去った」と伝えており、近年欧州で圧倒的な強さを誇っていたスペイン勢の支配が弱まっていると見ている。一方で苦戦が続いていたイングランド勢は絶好調で、バルセロナやレアルとも互角に戦えたことは大きな自信になったはずだ。まだバルセロナとチェルシー、セビージャとマンUの2ndレグが残っているが、仮にここで両チームとも敗れるようなことがあれば決定的な苦手意識が出来るだろう。

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