2戦ぶりの勝利で弾みをつけたインテルに追い風? 次節ミラノダービーでエース復帰へ

ベネヴェント戦でベンチ入りを果たしていたイカルディ photo/Getty Images

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伝統のダービーで連勝なるか

セリエAで苦戦が続くインテルは24日、リーグ戦第26節でベネヴェントをホームへ迎え入れた。

前半をスコアレスで折り返したインテル。後半に入ると、66分にミラン・シュクリニアル、69分にアンドレア・ラノッキアと、センターバックが立て続けにセットププレイからヘディングでゴールネットを揺らし、2-0でベネヴェントを撃破した。この結果、インテルは2試合ぶりの白星を手にしている。

試合後、インタビューに応じたインテルのルチアーノ・スパレッティ監督は「これまで作り上げてきた期待に疑問を感じたとき、重荷と感じるのは普通のこと。素晴らしいプレイをしたわけではなく、偉大な個性を披露できたわけでもない。ただ、この一戦での最優先事項は勝つこと。そして、勝点3ポイントを得て、自信を取り戻すことが必要だった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えた。
そして、ベネヴェント戦を「多くのミスを犯してしまったが、気持ちでプレイすることができた。このような時期は混乱に陥りやすいものだが、強い気持ちが解決策になることも多い。我々は後半、チームとして団結し、パスワークや冷静さもよくなったことで、勝利を手にすることができた」と振り返っている。

さらに、今冬の移籍市場でバルセロナからインテルへ移籍し、この一戦で初スタメンを飾ったブラジル代表MFラフィーニャについて「素晴らしかったし、私は非常に満足しているよ。(怪我から復帰したばかりなのに)好パフォーマンスを維持しながら、あれほど長時間プレイできるとは思っていなかったからね。彼はトップコンディションを取り戻しつつある」と。怪我から復帰し、ベンチ入りを果たしたエースのマウロ・イカルディについて「彼は問題を抱えていた。復帰を望んでいるし、早く再びプレイしたいと思っている。試合の展開次第では、彼を途中出場させていたよ。でも、リスクもあるんだ。ただ、良い準備を進め、次節のミラノダービーには間に合わせるつもりさ」と明かした。

はたして、インテルは次節のミラノダービーで連勝を飾ることができるのか。そして、序盤戦の勢いを取り戻すことができるのか。

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