ガットゥーゾへの止まぬ賛辞 ミランOBフリット氏も闘将を絶賛

ローレウス世界スポーツ賞へ参加したフリット氏 photo/Getty Images

12試合負けなしのミラン

ACミランに勢いを取り戻させたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督への称賛が止まらない。クラブのレジェンド、ルート・フリット氏もこの闘将に賛辞を送っている。

昨夏の移籍市場で大型補強を行ったものの、それに見合うだけの結果を残すことができず、昨季からチームを率いていたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督をシーズン半ばにして解任したミラン。クラブのレジェンドで、プリマヴェーラの監督を務めていたジェンナーロ・ガットゥーゾに、11月末からチームの運命を託した。

すると、出だしこそ少しつまずいたが、ガットゥーゾ監督の考えがチームへ浸透し始め、ミランは復調。直近の公式戦では12試合負けなし(9勝3分)で5連勝中と、快進撃を続けており、一時2桁順位まで落としていたセリエAでも、チャンピオンズリーグ圏内の4位インテルと勝ち点差「7」の7位まで順位を押し上げている。

そんなミランについて、ローレウス世界スポーツ賞へ参加した際に伊『sky SPORT』のインタビューに応じたフリット氏は「オランダにいるし、あまりイタリアのサッカーを見る機会は多くないんだけど、この前のローマ戦(25日に行われたセリエA第26節)は見たよ。ミランは良いプレイをしていたね」とコメント。その上で「彼らは勝利を積み重ねることで、少しずつ改善している。ガットゥーゾかい? 彼は今、うまくやっていると思うよ。偉大な監督として、困難に立ち向かったしね。だから彼がどのようにチームを改善してくれるのか、みんなが気になっているんだ。彼が非常にうまくやってくれて、私も嬉しいよ」と絶賛した。

はたして、ミランのこの勢いはいつまで続くのか。28日にはラツィオとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグ、3月4日にはインテルとのミラノダービーを控えている。

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