バロテッリの新天地はローマか 現指揮官「彼を指導してみたい」

今季限りでの退団が有力視されているバロテッリ photo/Getty Images

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代理人から“逆オファー”も

2016年よりニースに所属しているFWマリオ・バロテッリ。今季のリーグ・アン(19試合出場)で13得点と好調を維持している同選手だが、今季限りで同クラブとの現行契約が満了となることから、去就が注目されている。

“セリエA復帰説”が複数のメディアで囁かれるなか、ローマを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が同選手について言及。かねてより同選手に興味を抱いていることを明かした。伊『GAZZETTA DI MODENA』が伝えている。

「サッスオーロを率いていた頃に彼を呼びたかったし、今でも彼を指導してみたい。彼は素晴らしい才能の持ち主だし、刺激的な存在だよ」
また、ローマのモンチSDが1月にミーノ・ライオラ氏(バロテッリの代理人)より売り込みがあったことを暴露。FWエディン・ジェコ(現ローマ)に移籍の噂が浮上したタイミングを見計らって“逆オファー”を持ちかけたライオラ氏の手腕について語っている。伊『calciomercato』が伝えた。

「エディン・ジェコの移籍が噂されていた1月に、彼(ライオラ氏)からバロテッリの獲得を提案されたんだ。彼は非常に抜け目のない人間で、顧客のために自分が何をするべきかを知っているね」

ニースのジャン・ピエール・リヴェール会長が「我々が来季の欧州カップ戦の出場権を逃した場合、彼(バロテッリ)の年俸を払えない」と昨年12月に述べたことから、リーグ・アンで現在8位に留まっている同クラブが同選手の放出を決断しても不思議ではない。既にディ・フランチェスコ監督から高い評価を受けていることもあり、とんとん拍子で移籍交渉が進む可能性も無きにしも非ずだろう。


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