[CL]“ジダンの愛弟子”2人がロナウド弾をお膳立て! 王者レアルがPSGを寄せつけず[映像アリ]  

組織力の高さを見せつけたレアルの面々 photo/Getty Images

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したたかに時計の針を進めたレアル

6日にUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(2ndレグ)が行われ、パリ・サンジェルマン(以下PSG)が本拠地でレアル・マドリードと対戦した。

中盤のモッタ、ヴェッラッティ、ラビオらを中心にポゼッションを高めるPSGに対し、[4-4-2]のコンパクトな布陣で守備を固めたレアル。最前線のベンゼマが相手のパスコースを消しながらハイプレスを敢行したほか、コバチッチとカゼミロが的確なポジショニングで中央のスペースを消し、PSGの攻撃を封じた。

試合をコントロールしたレアルは18分、コーナーキックで攻め上がっていたラモスが敵陣ペナルティエリア内でシュートを放つが、相手GKアレオラのファインセーブに阻まれる。さらに38分にはカウンターからベンゼマが抜け出してシュートを放つが、こちらもアレオラが防ぎ、ゴールを奪うには至らなかった。
一方、レアルの組織的な守備に手を焼いたPSGも中盤で丹念にパスを繋ぎ、チャンスメイク。 43分には相手最終ラインの背後を陥れたムバッペがシュートを放ったものの、こちらはレアルの守護神ナバスが防ぎ、ゴールとはならず。両チーム無得点で前半を終える。

一進一退の攻防が続くなか、ジダン監督のもとで成長を遂げ、この試合で先発に抜擢されたアセンシオとバスケスが躍動する。51分にアセンシオがアウベスからボールを奪って左サイドをかけ上がると、敵陣ペナルティエリア左隅に走り込んだバスケスに正確なパスを送る。バスケスが上げたクロスにロナウドがヘディングで反応し、レアルが貴重な先制点を挙げた。

アウェイゴールを奪われたPSGのエメリ監督は、59分にパストーレを投入。攻撃の活性化を目論んだものの、66分にヴェッラッティが主審の判定に異議を唱え、この試合2枚目のイエローカードをもらって退場。10人での戦いを強いられる。

それでもPSGは71分、シウバから折り返しのボールを受けたパストーレが敵陣ペナルティエリア内でヘディングシュートを放つと、ボールが紆余曲折を経てカバーニに当たり、そのまま相手ゴールに吸い込まれた。

しかし、数的不利の戦いを余儀なくされたPSGの選手たちの消耗は激しく、レアルのカウンターに晒される。80分にはクリアボールを拾ったカゼミロに得点を奪われ、勝負あり。攻守両面で組織力の高さを見せつけたレアルがPSGの攻撃陣を抑え込み、準々決勝に駒を進めた。

[メンバー]
PSG:アレオラ、アウべス、シウバ、マルキーニョス、ベルチチェ、モッタ(→パストーレ 59)、ヴェッラッティ(→退場 66)、ラビオ、ディ・マリア(→ドラクスラー 76)、ムバッペ(→ディアラ 85)、カバーニ

R・マドリード:ナバス、カルバハル、ヴァラン、ラモス、マルセロ、カゼミロ、コバチッチ(→クロース 71)、バスケス、アセンシオ(→イスコ 82)、ベンゼマ(→ベイル 76)、ロナウド

[スコア]
PSG 1-2(2戦合計:2-5) R・マドリード

[得点者]
PSG:カバーニ(71)

R・マドリード:ロナウド(51)、カゼミロ(80)



参照元:Twitter


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