PSGの戦犯は誰だ!? レアル相手の敗北でサポーターが批判している”5名”とは

レアルに敗れたPSG photo/Getty Images

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批判は避けられないか

今季こそチャンピオンズリーグ制覇をと意気込んでいたパリ・サンジェルマンは、ベスト16であっさりとレアル・マドリードに敗れてしまった。相手が王者レアルとはいえ、ホームとアウェイの両方で敗れたとなれば批判は避けられない。

スペイン『MARCA』は、サポーターから大きな批判を浴びている者が5名いると紹介している。まず1人目はマルコ・ヴェッラッティだ。ヴェッラッティは中盤でボールを上手く落ち着け、そのテクニックはさすがと思えるところもあった。しかし、2ndレグでは大事なところで退場処分になってしまい、感情をコントロールできなかったのは批判されても仕方がない。

2人目はダニエウ・アウベスだ。昨夏チームにやってきたアウベスは経験をプラスしてくれたものの、体力面の衰えは明らかだった。相手のスピードについていけず、ビルドアップの部分でもミスが目立った。2ndレグでは失点の原因にもなっており、ピークは過ぎていた。
3人目はエディンソン・カバーニだ。相手がセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランでは仕方がないところもあるが、カバーニはほとんどボールに触れなかった。ゴール前で待ち構えるだけでなく、もう少し動きに工夫が欲しかった。

4人目はキリアム・ムバッペだ。ムバッペが批判されるのは可哀想な気もするが、それだけ期待が大きかったということだろう。同メディアはインパクトを残せなかったと伝えており、19歳のヤングスターもサポーターの批判の対象となっているようだ。

そして最後の5人目は、もちろん指揮官ウナイ・エメリだ。昨季はバルセロナに歴史的な逆転負けを喫し、今季はレアルに完敗。指揮官として言い訳できることは何もないはずだ。1stレグでは判定への不満を露にしていたが、指揮官の手腕にも問題があったのは間違いない。


PSGは大型補強の成果を出せず、またしてもベスト4進出の夢は叶わなかった。今後優勝を目指してさらなる投資に動くのかは分からないが、レアルとの差はそれだけで埋まるものでもないだろう。

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