連敗ストップのアーセナル、ワトフォード戦で生まれた4つの偉大な記録

通算700勝を達成したヴェンゲル監督 photo/Getty Images

ELミラン戦へ弾み

アーセナルは11日、プレミアリーグ第30節でワトフォードと対戦し、3-0で勝利を収めた。この結果、アーセナルはリーグ戦の連敗記録を「3」でストップしている。そしてこの一戦では、4つ偉大な記録が生まれた。

1つ目の記録は、アーセナルで20年以上の長期政権を築くアーセン・ヴェンゲル監督が、1996年のブラックバーン戦で初勝利を手にして以降、今節のワトフォード戦の勝利で同クラブ通算700勝を達成。『beIN SPORTS』など複数メディアが伝えている。

そして2つ目は、プレミアリーグのホームゲームで、アーセナルの通算得点数が1000ゴールの大台に。ホームゲームの通算得点数を4桁に乗せたのは、マンチェスター・ユナイテッド(現在1066ゴール)に次ぐ史上2クラブ目の記録だという。

3つ目は、この試合でFKから貴重な先制点を演出したメスト・エジルが、プレミアリーグ史上最速で50アシストを記録。4つ目は、ワトフォード戦でPKをストップするなど、好セーブを連発し勝利に大きく貢献した守護神ペトル・チェフが、同リーグで200度目のクリーンシートを達成した。なお、チェフの無失点記録は、史上初の快挙とのことだ。

記録づくめの勝利で勢いに乗るアーセナルは、15日に行われるヨーロッパリーグ・決勝トーナメント2回戦の2ndレグで、ACミランと相見える。敵地で行われた1stレグを2-0で勝利している同クラブだが、次のステージへコマを進めることができるのか。

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