ディバラは使いにくい? 元伊代表FWが疑問「なぜ熱心に守備をしないのか、ウイングでプレイしないのか」 

ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images

プレイできるポジションがやや限られているか

先日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ・トッテナム戦では決勝点を挙げ、11日のウディネーゼ戦では2ゴールを決めたユヴェントスFWパウロ・ディバラは確実に調子を取り戻してきている。今季はベンチから試合を見守ることもあったが、ここへきて再び自身の才能を証明し始めている。

しかし、かつてユヴェントスで活躍したFWジャンルカ・ヴィアッリ氏はディバラについて納得できないことがあるようだ。伊『sky SPORTS』によると、それはディバラがワイドな位置でのプレイを得意としていないことだ。ディバラはピッチ中央で能力を発揮しているが、ユヴェントスが[4-3-3]を選択した際にはスタメンを外れることもあった。ヴィアッリ氏は今後噂されるレアル・マドリードやバルセロナに移籍すればウイングでのプレイが増えるはずと予想しており、ややプレイエリアが限定されていることに疑問を抱いている。

「彼はウディネーゼ戦で2点決めたし、良いプレイをしていた。だが、なぜ彼が他のビッグプレイヤーと同様に4-3-3でプレイできないのか理解できない。なぜ熱心に守備をしないのか、なぜより前方にスペースを得るためにウイングでプレイしないのか不思議だね。彼が将来レアル・マドリードやバルセロナのようなトップクラブに加入すれば、ウイングでのプレイを要求されるはずだよ」

ディバラは同じアルゼンチン代表のリオネル・メッシと比較されることがあり、ユヴェントスでの起用法もそれと似たところがある。しかし全てのチームが同じ起用法を採用してくれるとは限らず、やや使いにくい選手との印象もある。能力は確かだが、さらに上を目指すには適応力を高める必要があるだろう。


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