[CL]モウリーニョ、大一番で謎人選 セビージャが“スーパーサブ”の活躍でマンUを撃破[映像アリ]

人選が奏功しなかったモウリーニョ監督(写真手前) photo/Getty Images

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最後までインテンシティが上がらなかったマンU

13日にUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(2ndレグ)が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が本拠地でセビージャと対戦した。

1stレグでアウェイゴールを手にしていないこともあり、先制点がほしいマンUであったが、直近の公式戦で攻撃を司っていたマタとマクトミネイが先発から外れたことが影響し、チャンスを作れない。中盤や最終ラインでのパスミスも多く、13分にカウンターを浴びてムリエルにシュートを放たれるなど、攻守両面で精彩を欠いた。

それでもマンUは38分、フェライニがサンチェスとのワンツーから敵陣ペナルティエリア内に侵入し、シュートを放つ。しかし、このシュートは相手GKリコの好セーブに阻まれて得点には至らず。両チーム無得点で前半を終える。
52分にリンガードが敵陣ペナルティエリア内で惜しいシュートを放つなど、攻勢を強めたマンUだが、相変わらず中盤や最終ラインでのパスミスが目立ち、試合の主導権を掴みきれない。マンUのモウリーニョ監督は60分にフェライニに代えてポグバを投入するも、流れを変えるには至らなかった。

マンUの攻撃を凌いだセビージャのモンテッラ監督は、72分にベン・イェデルを投入。そして迎えた74分、セビージャが自陣でバレンシアのパスをカットすると、サラビアからのパスを受けたベン・イェデルが敵陣ペナルティエリア内で右足を振り抜き、貴重な先制点を挙げた。その4分後にはコーナーキックのボールにコレアがヘディングで反応。このボールに相手ゴールの右ポスト付近に立っていたベン・イェデルがヘディングで合わせ、勝負を決定づける追加点を挙げた。

マンUは84分にルカクがコーナーキックから得点を奪ったものの、反撃もここまで。ベン・イェデルの投入が奏功したモンテッラ監督と、マタ、ポグバ、マクトミネイを先発から外し、攻撃が機能不全に陥ったモウリーニョ監督。両者の明暗が分かれる結果となった。

[メンバー]
マンU:デ・ヘア、バレンシア(→マタ 77)、バイリー、スモーリング、ヤング、フェライニ(→ポグバ 60)、マティッチ、ラッシュフォード、リンガード(→マルシャル 77)、サンチェス、ルカク

セビージャ:リコ、メルカド、ケアー、ラングレ、エスクデロ、バネガ、エンゾンジ、サラビア、バスケス(→ピサーロ 87)、コレア(→ガイス 89)、ムリエル(→ベン・イェデル 72)

[スコア]
マンU 1-2(2戦合計:1-2) セビージャ

[得点者]
マンU:ルカク(84)

セビージャ:ベン・イェデル(74)、(78)



参照元:Twitter




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