原口はデュッセルドルフの希望 出場すれば全勝に独紙も驚き「5戦5勝は強烈な記録」 

デュッセルドルフの原口元気 photo/Getty Images

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原口、宇佐美が1部昇格への希望に

今冬に出場機会を求めてブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに移籍した日本代表FW原口元気は、ここまで出場した5試合全てに勝利している。デビューした1月のアウエ戦では2-1、続くカイザースラウテルン戦では1ゴール1アシストの活躍で3-1の勝利に導き、続くザントハウゼン戦でもコーナーキックから決勝点をアシストして1-0の勝利に貢献している。

しかし原口はザントハウゼン戦で頭部を強打して脳震盪を起こしてしまい、離脱することとなった。すると、チームの勢いは途端にストップ。ウニオン・ベルリン、グロイター・ヒュルト、ヤーン・レーゲンスブルクと原口が欠場した3試合は1分2敗と勝利がない。1部昇格へ向けて嫌なムードも漂ったが、原口が復帰したザンクトパウリ戦では2-1、続くデュイスブルク戦も2-1で勝利と白星をすぐに取り戻している。もちろんこの2試合では宇佐美貴史が決勝点を奪っており、原口より宇佐美の存在感が大きかったのは事実だ。しかし原口の5戦5勝の記録はチームにとって何とも心強い。

地元紙『Express』は原口をデュッセルドルフの勝者と称え、「5戦5勝は強烈な記録」と伝えている。デュッセルドルフは今季好調を維持していたため、原口が加入する時点で1部昇格に光が見えていたチームだった。それでも同メディアは原口の加入で勢いが増したと捉えており、このペースを5月まで維持できれば歓喜の時が訪れるのではとの見方だ。
原口、さらには宇佐美にとってもチームを1部昇格に導ければ言うことなしのシーズンとなるだろう。年明け以降のデュッセルドルフは明らかに日本人選手2人が中心となっている。

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