“チャンスメイク王”温存でCL早期敗退 モウリーニョの采配は正しかったのか?

今季のリーグ戦でチーム内最多のキーパス数を記録しているマタ photo/Getty Images

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攻撃が機能不全に

13日にUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(2ndレグ)が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがセビージャに1-2で敗れた。同試合の結果により2戦合計スコアが1-2となり、同クラブの敗退が決定している。

今季のプレミアリーグ第30節終了時点で、チーム内最多のキーパス数(36本)を記録しているフアン・マタを同試合の先発から外したモウリーニョ監督。相手の最終ラインと中盤の間に素早くポジションを移して相手のマークを攪乱し、正確なパスで攻撃を司る同選手を温存したことが仇となり、同クラブは流れの中でセビージャの守備を切り崩すことができなかった。1失点を喫した直後にすかさずマタを投入したモウリーニョ監督だが、遅きに失した感は拭えず、同試合ではコーナーキックによる1得点に留まっている。

同選手が先発しなかった今季の公式戦で既に8敗(UEFAスーパーカップを含む)を喫しているマンチェスター・ユナイテッド。同選手を先発させなかったモウリーニョ監督の意図は定かではないが、今一度同選手の序列を見直す必要があるだろう。
(※)キーパス:味方のシュートに繋がったパスのこと。

(※)本文中の数値は英『squawka』より引用。






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