C・ロナウドとネイマールが同じチームでプレイすればどうなる? レアルで実現すれば”主役争い”避けられず

ネイマールとC・ロナウド photo/Getty Images

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スペイン紙はエゴを管理できるかと疑問

パリ・サンジェルマンがチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で敗退して以降、FWネイマールがレアル・マドリードに向かうのではないかといった話題が増えている。実現するかは分からないが、ネイマールのレアル移籍話は昨夏バルセロナを退団してから常に続いてきたことだ。

では、仮にネイマールが本当にレアルへ加入するとどうなるのだろうか。スペイン『MARCA』は、「クリスティアーノ・ロナウドとネイマールは同じチームで共存できるのか?」と気になるポイントをピックアップしている。

当初ネイマールはロナウドの後継者になるかとも思われたが、ロナウドは年明け以降驚異的なペースで得点を量産しており、再びエースとしての地位を確固たるものにしている。ロナウドは33歳とベテランの領域に入っているが、この得点ペースを続ける限りレアルはロナウドに依存したチームとなるだろう。ネイマールが加入したからといって、ロナウドがすぐに出ていくシナリオは考えにくい。
同メディアは、プレイの特徴的には2人が共存することも不可能ではないと見ている。ネイマールはチャンスメイクでも貢献できるのに対し、近年のロナウドはゴール前での動き出しから得点を決める選手へ変貌を遂げている。特長が完全に被ることはないだろう。

ただし、問題は1番でありたいというエゴイスティックな部分だ。

「彼らはエゴを管理できるだろうか?ネイマールがバルセロナでメッシに次ぐ2番手の役割を受け入れいたようなことをマドリードで想像するのは難しい。ロナウドがその役割を務めることをイメージすることもかなり難しく、単純に不可能だ」

同メディアは2人がエゴを抑えながらプレイするのは無理との認識を示しており、この2人が揃えばチーム内で主役争いが勃発する可能性は限りなく高い。なぜパスを出さないのかと怒っているロナウドの姿も容易に想像でき、同じチームに2人を揃えることが可能な状況だったとしても、実現はしない方がいいかもしれない。

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