ドルトムントは来季もっと優秀な指揮官を連れてくるべき シュテーガーは不十分と独メディアはバッサリ

ドルトムントを指揮するシュテーガー photo/Getty Images

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トップ4入りだけでは不十分

今季途中に成績不振で解任されたピーター・ボスに代わってドルトムントの指揮官に就任したペーター・シュテーガーは、就任以降リーグ戦では無敗を維持するなど一定の結果は出していた。しかし、ヨーロッパリーグ・ベスト16でザルツブルクに敗れたことで評価は変わりつつある。

現在リーグ戦で3位につけるドルトムントは、このまま黒星なく戦うことができればチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるだろう。しかし独『DW』はドルトムントがトップ4入りだけで満足するようなクラブではなく、シュテーガーはドルトムントが探し求めるトップレベルの指揮官ではないと切り捨てている。

ザルツブルク戦の2ndレグでの采配も同メディアは批判しており、シュテーガーは0‐0で迎えた後半開始からマリオ・ゲッツェとマルコ・ロイスの2人を同時に下げている。同メディアは得点が欲しい中で2人を下げたことに納得しておらず、より一層攻撃に創造性が無くなってしまう原因になったと捉えている。
シュテーガー就任以降は日本代表MF香川真司が絶好調モードに入ったこともあり、日本のサッカーファンの中にはシュテーガーを支持する人も多いかもしれない。しかし同メディアはザルツブルク戦の内容は悲惨で、ドルトムントは来季さらに大きな目標を掴むためにトップレベルの指揮官を招聘すべきとの考えだ。

目標とするのはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント入り、さらにバイエルンを破ってのリーグ制覇だ。難しい目標だが、トップ4に入っていれば満足というクラブでないのは確かだ。


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