マルキージオ、父が今夏のユーヴェ退団を否定「言われていることのほとんどは偽り」

長年、ユヴェントスの中盤を支えてきたマルキージオ photo/Getty Images

怪我の状態も落ち着き調子上々

今夏の移籍話が後を絶たないユヴェントスのイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオだが、彼の父ステファノ・マルキージオ氏がそれらの噂を一蹴した。

2016年4月に負った靭帯断裂以降、たび重なる怪我に悩まされ、思うような出場機会を得られていないマルキージオ。今季もセリエA第29節が終了した時点で、出場した試合はわずかに「11」となっており、スタメンを飾った試合も「5」となっている。こういった状況もあってか、マルキージオのユヴェントス退団話がたびたび浮上。アメリカ行き、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブが獲得に動き出しているなどと噂されていた。

しかし、伊『JUVENEWS』のインタビューに応じた父は「彼とクラブの契約は、まだ2年間残っている。彼はそれを尊重したいと思っているよ。言われていることのほとんどは偽りだ。人々は、我々がすでにアメリカやドイツ、イギリスへ行くと思っているかもしれないがね」と噂を否定。

そして「クラウディオが、クラブのプロジェクトの一部でなくなったと言われたら、我々は移籍について心配し始めるだろう。彼は全てのファンを愛し、ユヴェントスに満足している。彼にもチャンスが訪れると思うし、私は彼を信じているよ」と述べた。

さらにマルキージオの状態についても「(怪我も)落ち着いていて、ここ数ヶ月間は良い状態になってきている。一生懸命トレーニングに励んでいるし、常に準備はできているよ。あとは監督が決断を行うだけだ」と明かしている。


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