シェフチェンコ監督、将来について語る「いつかクラブで仕事をしたい」

日本代表戦では采配を的中させたシェフチェンコ監督 photo/Getty Images

「私には私の進むべき長い道のりがある」

ウクライナ代表の指揮官を務めるアンドリー・シェフチェンコ監督が、自身の将来などについて語った。

ウクライナの英雄で、2016年夏から母国代表を率いているシェフチェンコ監督。ロシアW杯の欧州予選では善戦するも、自身が選手として参加した2006年以来の本大会出場へ導くことはできなかった。しかし、今月27日に行われた日本代表との国際親善試合では、途中出場したばかりのオレクサンドル・カラバエフが決勝点を挙げるなど采配を見事的中させ、その手腕を遺憾なく発揮している。

そんなシェフチェンコ監督が伊『sky SPORT』のインタビューに応じた際、「今はウクライナ代表に集中しているが、いつかクラブで仕事をするのを楽しみにしているんだ。選手たちと毎日働くことで、より多くのものを得られるだろうからね」と明かした。

そして「勝者のチームを作り上げ、良いサッカーをしたい。素早いパス回しでスペースを作り、アグレシッブかつハイプレッシャーのスタイルが私は好きだ。ただ、周りの人に監督として完全に認められるまで、私には私の進むべき長い道のりがある。目的を果たすために重要なプロジェクトを作成し、私と同じような野心を持って、私のサッカー哲学に賛同できるような人と仕事をしたいね」と話している。

ウクライナ代表と2020年7月末までの契約を結んでいるシェフチェンコ監督。それ以降はクラブ監督として、新たな道を歩み始めるのかもしれない。いつか古巣ACミランを率いる姿も見てみたいものだが、はたして。

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