[CL]鮮やかな崩しで2つもOG誘発 バルサ、カンプ・ノウでローマに快勝[映像アリ]

ゴールを喜ぶバルサの選手たち photo/Getty Images

ローマも一矢報いたが……

4日にチャンピオンズリーグ・準々決勝の1stレグが行われ、バルセロナがローマをカンプ・ノウへ迎え入れた。

高い位置から積極的にプレッシャーをかけ、良い試合への入り方を見せたローマ。立ち上がりから勝負を仕掛けるが、ゴールを脅かすには至らず。すると、試合のペースはボールを保持するバルセロナに徐々に傾き始める。

そして38分、ついに試合が動いた。細かいパス回しからペナルティエリアへ侵入しようとしたバルセロナ。アンドレス・イニエスタがリオネル・メッシへのパスを通そうとするが、これをローマMFダニエレ・デ・ロッシがスライディングで足を伸ばしクリアした。しかし、ボールは自陣ゴールに突き刺さり、バルセロナが先制に成功している。

後半に入ってもローマの不運は続く。55分、ショートコーナーの流れからイヴァン・ラキティッチが、GKとDFの間に鋭い右クロスを入れる。ニアサイドへ走りこんだサムミュエル・ウムティティの前でローマDFコスタス・マノラスがカット。しかし、カットしたボールはポストに直撃して跳ね返り、自分に当たってゴールに吸い込まれた。

まだまだ手を緩めないバルセロナは直後の59分、メッシがドリブルで右サイドから切り込むと、ファーサイドにフリーでいたルイス・スアレスへ絶妙はパスを通す。スアレスは落ち着いてDFをかわしシュートを放ったが、これはGKアリソンがセーブ。しかし、こぼれ球をゴール前まで走り込んでいたジェラール・ピケが押し込み、リードを3点に広げた。

その後、80分にディエゴ・ペロッティの右クロスから、エディン・ジェコがゴールネットを揺らし、ローマが一矢報いた。だが、87分に相手のミスをついたL・スアレスが、ダメ押しとなる4点目のゴールを決め、バルセロナが4-1でローマを撃破している。鮮やかな崩しで2つもオウンゴールを誘発し、試合を優位に進めたバルセロナが、CL4強進出へ大きく近づいた。

[スコア]
バルセロナ 4-1 ローマ

[得点者]
バルセロナ:オウンゴール(38、55)、ピケ(59)、スアレス(87)
ローマ:ジェコ(80)



参照元:YouTube


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