ガットゥーゾは良い時期にミラン指揮官になった? セードルフが振り返るカオスだった4年前

ミランで指揮官を務めていたセードルフ photo/Getty Images

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セードルフはミランで大苦戦

現在ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾの下で徐々に形を作り上げてきているが、デポルティーボで指揮を執るクラレンス・セードルフはやや羨ましく思うところもあるようだ。

セードルフといえば現役時代にミランでガットゥーゾとチームメイトだったことでも有名で、2014年1月にはミランの指揮官に就任している。ところが当時のミランは指針が定まっておらず、セードルフ就任あたりから暗黒の時期へと入ってしまった。セードルフが就任した2014年1月から数えるとガットゥーゾは6人目のミラン指揮官ということになる。

伊『Calciomercato』によると、セードルフは当時のミランが混乱状態にあったと振り返っており、ガットゥーゾが指揮を執る現在のチームとは状況が異なると語っている。
「私とガットゥーゾでは大きな違いがあると思うよ。私がミランの指揮官になった時、あらゆることがカオスだったからね。フットボールとは繋がりのないところで代償を払ったし、大きな失望があった。傷ついたし、長くミランに留まりたかったんだ。私が指揮を執った時チームは上手くやっていたと思う。勝ち点を35稼いだんだが、それでは不十分だったんだ」

セードルフ、フィリッポ・インザーギとバトンを繋いでいた時のことを考えると、今季は前半戦で苦しみながらも態勢が整ってきている。ガットゥーゾもサッカーに集中しやすいはずで、セードルフの頃に比べれば良い時に就任したと言えるかもしれない。


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