酒井宏樹がマルセイユで”カメレオンDF”に成長中 右も左もCBもお任せできる万能選手に

マルセイユで進化してきた酒井宏樹 photo/Getty Images

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マルセイユで様々な役割に適応

守備陣に故障者が出たことも影響しているが、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは先日のヨーロッパリーグ準々決勝1stレグ・ライプツィヒ戦で3バックを使用。結果的には0-1で敗れてしまったが、マルセイユが新たな顔を見せてくれた。

仏『EuroSport』はマルセイユがカメレオンチームになったと伝えているが、カメレオン化したのはチームだけではない。この試合で3バックの一角を務めた日本代表DF酒井宏樹も複数のポジションをこなすカメレオンDFとなっているのだ。

酒井は右サイドバック一択といった選手だったが、今季はブナ・サールを右サイドバックにコンバートしたこともあって酒井が左サイドバックに回るケースも何度かあった。基本的に右足しか使わない酒井に左サイドが務まるのか不安はあったが、アシストを記録するなど素早く適応。右が本職でありながら、緊急時には左サイドも担当できる選手になった。
そして今回はセンターバックだ。酒井は日本人サイドバックとしては珍しく185㎝と大柄だ。空中戦、1対1の強さにも定評があり、3バックの場合はセンターバックに回すことも不可能ではない。近年ではサイドバックの選手を3バックの一角として起用するケースも目立つが、酒井は十分それに対応できる選手と言える。

日本代表では不動の右サイドバックだが、様々な役割をこなせるようになったのは大きい。指揮官リュディ・ガルシアも酒井にセンターバックをこなせるだけの資質があったと振り返っており、万能型DFとしてマルセイユでどんどん成長している。

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