奇跡の陰に奇策あり! ローマ、バルサ戦でハマった“3バック”は「2日前」に生まれた

笑顔でガッツポーズを決めるデ・ロッシ photo/Getty Images

主将も驚きを隠せないほどの効果が……

ローマは10日、チャンピオンズリーグ・準々決勝の2ndレグでホームにバルセロナを迎え入れ、3-0で勝利した。この結果、2戦合計スコアを4-4(1stレグ:1-4)としたローマが、アウェイゴールの差で優勝候補だったバルセロナを退け、クラブ史上初のベスト4進出を決めている(チャンピオンズカップ時代には準優勝の経験あり)。

1ゴール1アシストの活躍で、この大逆転劇の立役者となったローマ主将ダニエレ・デ・ロッシが試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』応じると、「難しいとはわかっていたが、我々は信じていたよ。1stレグはバルセロナが素晴らしいクオリティを示したが、数年前ほどではないことはわかっていた。2つのオウンゴールもあったから、1-4ほどの差がないこともね」と述べた。

その上で「ホームで失点をせず、3-0で勝利するまでには長い道のりがあったんだ。でも、全員が監督を信じていたよ。監督は今回のフォーメーションを2日前に考え出し、私たちの頭にインプットさせた。信じられないほど効果があったね」と明かしている。

そして「私はもう34歳だし、バランスを維持したいね。ただ、オウンゴールをしてしまうかもしれないが、安全にプレイするよりかは勇気を持って、リスクを恐れにずプレイしていきたい。チームメイトのためにも、全力で戦っていくつもりさ。今日はローマでのキャリアの中で、最も幸せな日の1つとなった。最高のことが起こったよ」と今後の意気込みや喜びなどを語った。

2日前に考えた奇策、3バックを採用した攻撃的フォーメーションで奇跡を起こしたローマ。今後のさらなる活躍が期待される。

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