G大阪、第7節で待望の初勝利も…… 指揮官「良いチームと呼べる水準に至っていない」

「もっと良いサッカーが絶対にできる」

ガンバ大阪は11日、明治安田生命J1リーグの第7節でジュビロ磐田をホームへ迎え入れた。

キックオフ直後の4分にCKから、DFファビオのゴールで先制に成功したG大阪。磐田に押し込まれる場面もあったが、終了間際の86分にFWファン・ウィジョが試合を決定づける追加点を挙げ、2-0で磐田を撃破した。この結果、7試合目にしてようやくリーグ戦初勝利を手にしている。

試合後、インタビューに応じたG大阪のレヴィー・クルピ監督は「今日の勝利は、ホームゲームでサポーターに勝利を捧げることができたという意味で、本当に重要な勝利だった。ただ試合を振り返ると、まだ安定感がない。そこを修正しながらもっともっと良いサッカーができるように前を向いていきたい」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

そして「ここまで非常に波があり、特にチームの心臓である中盤がなかなか安定しない。そして重要な選手が怪我で試合に出れていない。中盤のバランスを取ることが今までなかなかできずに苦労してきた」と明かしつつ「私が良いチームと呼べる水準にはまだ至っていない。技術の高い選手は揃っているが、今この形で良いのか毎試合模索している状態」と話した。

ただ、選手たちへ絶大なる信頼を寄せるクルピ監督。「選手たちもわかっていると思うが、もっと良いサッカーが絶対にできるはず」と述べており、「選手たちと話し合いを重ねながら、よりレベルの高いチームにしていきたい」と今後の意気込みも語っている。

はたして、G大阪はこの初勝利を機に、勢いに乗ることができるのか。同クラブは14日に行われる次節、同じく初勝利を挙げたばかりのV・ファーレン長崎とアウェイで対戦する。

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