バイエルン新指揮官コバチは理想的な人物 OBマテウス氏も太鼓判「カリスマ性ある」

来季からバイエルンを指揮するニコ・コバチ photo/Getty Images

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DFBポカール決勝での対戦も実現

バイエルンにとって、5月21日に予定されているDFBポカール決勝のフランクフルト戦はあらゆる意味で特別な戦いとなるだろう。バイエルンはまだ3冠を獲得するチャンスがあり、リーグ戦に続いてDFBポカールを制して2冠を確保しておきたいところだ。しかも、相手のフランクフルトを指揮するのはニコ・コバチだ。コバチは来季からバイエルンの指揮官になることが決まっており、最後にバイエルン相手にどんな戦いを見せるのか非常に注目だ。

『OmniSport』によると、バイエルンOBローター・マテウス氏もコバチのことを高く評価している。コバチのカリスマ性、選手時代の豊富な経験が活きてくるのではないかとの考えだ。

「コバチは経験があり、現役時代も良い選手だった。クロアチア代表の主将でもあったからね。バイエルンはドイツ語を話せる指揮官を探していて、コバチはフランクフルトで2年半にわたって非常に良い仕事をした。彼は2部行きに近づいたチームをチャンピオンズリーグ出場権争いのところまで引き上げた。カリスマ性、情熱があり、フットボールを理解している。彼は選手時代からリーダーだったし、それを指揮官としても見せているね」
バイエルンも夢の3冠へDFBポカール決勝を落とすわけにはいかないが、コバチがどのような戦い方を披露するのかサポーターも楽しみにしているはず。コバチも自身の手腕を改めて披露したいはずで、今季のDFBポカール決勝はいつも以上に熱いバトルが期待できそうだ。

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