ナポリ、ユーヴェとの勝ち点差を再び「4」に 2度のビハインド乗り越え逆転勝利 

逆転勝利を収めたナポリメンバー photo/Getty Images

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先制点を守りきれなかったユーヴェ

17日から18日にかけてセリエA第33節が行われ、2位ナポリが首位ユヴェントスとの勝ち点差を再び「4」に縮めた。

首位ユヴェントスは、アウェイで18位クロトーネと対戦。16分にドウグラス・コスタの左クロスをニアサイドのアレックス・サンドロがヘディングで合わせ、幸先よく先制に成功する。しかしその後、残留へ向けてホームで意地を見せるクロトーネに、自陣ゴール前まで攻め込まれる場面が多々みられたユヴェントス。すると65分、シミーに鮮やかなバイシクルシュートでゴールネットを揺らされ、スコアを振り出しに戻された。試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、1-1のドロー決着となっている。

一方、2位ナポリは13位ウディネーゼをホームへ迎え入れた。41分に先制点を許したナポリだが、前半アディショナルタイムにロレンツォ・インシーニェが巧みなトラップからゴールを決め、1-1で後半へ。そして、55分にナポリは勝ち越しゴールを奪われるも、64分にラウール・アルビオルのヘディング弾ですぐさま同点に戻す。これでようやくペースを握ると、70分にアルカディウシュ・ミリクが逆転ゴールを、75分にロレンツォ・トネッリが試合を決定づけるゴールを決め、4-2で勝利した。
残りの5試合で、ナポリとの直接対決(次節)や上位対決(第35節インテル、第37節ローマ)を残しているユヴェントスにとって、この2ポイントの取りこぼしが7連覇へ向けて大きな影響を及ぼすかもしれない。それに対し、2度のビハインド乗り越え、逆転勝利を収めたナポリ。悲願のスクデット獲得へ向けて絶対王者を追走する。今季のスクデット争いは最後まで目が離せない。


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