「ジョーイ・バートンは名監督になれる」 “現イングランド代表DF”が太鼓判

バートン氏(中央奥)を絶賛したキーン(右) photo/Getty Images

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「彼はとても知的」

昨季までバーンリーに在籍していたジョーイ・バートン氏。過去に賭博に関する違反行為に及んでいたことが発覚し、イングランドサッカー協会(FA)より今季中の競技生活の再開を禁じられている同選手だが、来季よりフリートウッド・タウン(イングランド3部)の指揮を執ることが18日に発表された。

バーンリー在籍時に同氏と共にプレイしたDFマイケル・キーン(現エヴァートン/イングランド代表)はこの一報を受け、同氏の素質について言及。監督として大成する可能性があるとの見解を示した。英『Liverpool Echo』が伝えている。

「彼は名監督になれると思う。(バーンリー在籍時の)チームミーティングで彼と話す機会があったけれど、彼の話は印象に残っている。これからは監督として試合を組み立てることになるけれど、彼であれば選手全員をきちんと導いてくれると思う。彼はとても知的で、サッカーに関する見識についても素晴らしいものを持っている」
選手時代より粗暴な振る舞いや過激な言動が絶えないバートン氏だが、同選手はこの問題についても楽観的な考えを示している。

「彼は以前よりも自分をコントロールできるようになっている。今でも過激な側面が垣間見えることがあるけれど、ごく自然な範囲さ。5~10年前の彼と比べたら見違えるほどだよ。レンジャースにいた時は少し違ったけれど、バーンリーでは何のトラブルも起こさなかった。彼は僕ら(バーンリーの選手)にとって素晴らしい存在になってくれたし、彼の幸運を願いたいよ」

今季開幕前に英『talk SPORT』と契約を結び、解説者という立場で研鑽を積んだバートン氏。現役時代にはチームメイトを叱咤激励する姿が数多く見受けられた同氏だが、持ち前の人心掌握術と解説者時代に得た見識を活かし、フリートウッドを上昇気流に乗せることができるだろうか。



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