古巣FC東京戦で今季J1初黒星 広島・城福監督「しっかり反省したい」

古巣・FC東京に苦汁を飲まされることとなった広島の城福浩監督 photo/Getty Images

『これだけ悔しいんだ』という気持ちを大事に

サンフレッチェ広島は25日、明治安田生命J1リーグ第10節でFC東京とアウェイで対戦した。5分、9分と立て続けにゴールを奪われ、後半の立ち上がりにも失点したFC東京。ここまで好パフォーマンスを披露してきた自慢の堅守が崩壊し、3-1でFC東京に敗れた。この結果、リーグ戦で今季初黒星を喫することとなった。

かつてチームの指揮を執った古巣・FC東京に苦汁を飲まされることとなった広島の城福浩監督。試合後のインタビューに応じると、「サポーターらの期待に応えられなくて残念だし、悔しい」と述べた上で「やはり3点取られれば、なかなか勝つのは難しい。特に試合の入りが良くなかった。自分たちがしっかり前から行って、あまりゴール前に運ばせないところからスタートしたかったが、いきなり深いところへボールを入れられて、PKから試合に入ってしまったのは大いに反省しないと。今までは1点を取られても、乱れずに、焦れずに逆転してきたが、今日は2点目を取られて、さらに3点目も取られてしまった。しっかり反省したい」とFC東京戦を振り返った。

ただ「今日は今季初の敗戦。今、我々に求められているのは切り替えること。ルヴァンカップもそうだったが、リーグ戦でも負けると『これだけ悔しいんだ』という今の気持ちを大事にして、次の試合へ向かいたい」とも述べている。

初黒星を喫してしまった広島にとって、28日に行われる次節の敵地V・ファーレン長崎戦は踏ん張りどころだ。チームとしての真価が問われる試合となるかもしれない。


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