磐田DFが横浜FM戦で暴力事件 名波監督が謝罪「スポーツ選手としてあるまじき行為」[映像アリ]

ヒートアップしたギレルメをなだめる磐田のスタッフ photo/Getty Images

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「危害を加えた方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」

ジュビロ磐田の指揮官を務める名波浩監督が、横浜F・マリノス戦で暴力行為を行なったDFギレルメの件について謝罪した。

2日に開催された明治安田生命J1リーグ第12節で、横浜FMの本拠地に乗り込んだ磐田。3-1で勝利を収めたものの、試合終盤に退場を命じられたギレルメがピッチを退く際、怒りのままに相手選手を蹴り飛ばし、相手スタッフに肘打ちを見舞い、場内が騒然となる場面が見られた。

試合後のインタビューに応じた名波監督は、自チームの選手が行なった問題行動について「スポーツ選手としてあるまじき行為を試合中にしたというその厳然たる事実、それはチームを預かる身として、マリノスの選手たち、サポーター、関係各位の皆さま、それからジュビロに関わるすべての皆さまにお詫びしたいと思います。申し訳ありませんでした」と謝罪。Jリーグの公式サイトが伝えている。
そして「彼は時に感情をコントロールするのが難しい選手で、それを分かっていて獲得して、そして彼に寄り添って、それから家族が3週間くらい前から日本に来て一緒に暮らしているのですが、それまでもメンタルコントロールが難しい状況だった」と明かしつつ「家族が来たことによって、だいぶ充実した生活を送れている様子があったので、われわれもそこに関しては大丈夫かなとタカをくくってた部分はあった。そこは反省しなければいけない。喜田(拓也)選手やマリノスの通訳の方、それから危害を加えた方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と述べた。

試合については「我々がいかに何を積み上げてきたかを見せることができた。選手たちが普段からやってきたことを90分間やり通した成果だと思う。過密日程の中で、両チームの選手が必死に戦っている姿を見るだけでも感動的なゲームだった。あの事件さえなければ、より気分よく磐田に帰れたと思っています」とコメントしている。

ギレルメには今後、Jリーグからも、チームからも厳しい処分が下されることとなるだろう。


※ギレルメが相手選手を蹴ったシーンは1:47〜

参照元:YouTube



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