ポグバが苦戦する姿に共感 マンUOBが語るセリエAとプレミアの難しさ「選手として変化しないと」

マンUはポグバを活かし切れていない photo/Getty Images

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プレイスピードも異なる

マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバは高額な移籍金に見合うパフォーマンスをしていないと批判される機会も多く、満足していないサポーターもいることだろう。そんなポグバに理解を示しているのが、クラブOBのポール・インス氏だ。

英『Manchester Evening News』によると同氏はセリエAとプレミアリーグには違いがあり、ポグバもその適応に苦戦していると分析している。同氏もマンUで長くプレイした後、インテルへ移籍している。自身も環境の変化に戸惑った経験があり、ユヴェントスからプレミアリーグに戻ってきたポグバにアドバイスを送っている。

「ポグバはゆったりとプレイするスタイルのユヴェントスからやってきた。私も激しいプレミアからテンポのゆっくりとしたインテルに向かったから、理解できる。適応には時間がかかるんだ。ポグバがボールを失い、のんびりと戻ることに共感できるよ。セリエAではタックルを許されなかった。毎回私がタックルをすると彼らが倒れ込んで叫んでいたよ。インテルではキャリアで最も多くの退場を受けた。だけど、よりテクニカルな良いプレイヤーになった。イタリアでは全てがテクニックなんだ。タックルじゃない。選手として私は変化しないといけなかった。ポグバは私と逆のことをしないといけない。もっとアグレッシプになる必要があるよ」
プレミアリーグでは攻守に激しいプレイが好まれる傾向にあり、セリエAより縦への展開もスピーディーだ。ポグバの技術はトップクラスだが、それ以上にハードなプレイも求められているのだろう。

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