ペップ、プレミア制覇は「格別」 数々のタイトルを獲得してきた名将が歓喜

プレミアリーグのトロフィーを手にするグアルディオラ監督 photo/Getty Images

就任2年目は2冠達成

数々のタイトルを手にしてきた名将でさえも、プレミアリーグのタイトルは特別のようだ。マンチェスター・シティの指揮官を務めるペップこと、ジョゼップ・グアルディオラ監督が、その喜びを語っている。

これまで指揮官を務めたバルセロナとバイエルン・ミュンヘンでは、スペインとドイツのタイトルを総なめにしてきたペップ。2016年夏に就任したマンCでは、強豪クラブがひしめくプレミアリーグで苦戦を強いられ、昨季は監督キャリア初の無冠でシーズンを終えていた。

しかし、就任2年目となる今季は、自身のサッカー哲学を選手たちに植え付け、スタートダッシュに成功。開幕22戦無敗を記録し(20勝2分)、序盤戦から首位を独走した。そして、その好調を終盤まで維持し、5試合を残してリーグ優勝が決定。2月末に獲得したリーグ杯に続き、ペップはマンCで2つ目のタイトルを手にした。

そんなペップが、6日に行われたプレミアリーグのトロフィー授与式後にインタビューに応じた。コメントをクラブの公式サイトなどが伝えている。

「プレミアリーグだからね。イングランドは非常にタフなリーグだし、この優勝は格別だ。ここでタイトルを獲得することは、より難しい。重要なことはきちんと準備し、自分たちのレベルを見極めることかな」

さらにペップは、自分たちのやっていることをシーズン通して信じた結果が、今回の優勝につながったと明かしている。

「もちろん、タイトルを獲得できるかは誰にもわからない。でも、自分たちがしていることに対して、疑いの余地はなかった。勝っても負けても、自分たちが行うことを信じて、やり続けていく必要がある。シーズン当初から自分たちのしていることを信じていたが、我々も優勝できるかはわからなかったからね」

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