監督より年上な35歳DF大活躍! ”シャルケの番人”はブラジル代表にもふさわしい

健闘を称え合うナウドとテデスコ photo/Getty Images

攻守両面で抜群の働き

今季シャルケはブンデスリーガで2位に入る大健闘を見せたが、そのチームを支えたのがセンターバックのナウドだ。ブラジル人DFのナウドはブンデスリーガでのプレイ経験も豊富な35歳の大ベテランで、チームの指揮を執る32歳の青年監督ドメニコ・テデスコよりも先輩なのだ。

そんなナウドは今季リーグ戦全試合に出場し、主に3バックの中央で鉄壁の守備を披露した。ナウドの安定感と経験、リーダーシップがチームに大きな影響を与えたのは間違いない。

しかもナウドの凄いところは守備だけではない。何と今季はリーグ戦で7得点を決めており、これはブンデスリーガのセンターバックの中ではトップ、シャルケ内でもFWグイド・ブルグスタラーの10得点に次いで2番目に多い得点数となっている。ナウドはヴォルフスブルク時代にもリーグ戦7得点を記録したシーズンがあり、元より得点数の多いDFだ。コーナーキックからのヘディング弾に加え、強烈な直接フリーキックを備えている。その脅威は今季も健在だった。

ブンデスリーガ公式は35歳のナウドにもブラジル代表の一員としてロシアワールドカップを戦う資格があるのではないかと主張しており、チアゴ・シウバやマルキーニョスらにも劣らぬ実力者だと絶賛している。もちろんチームスタイルによって合う、合わないはあるが、今季全体のパフォーマンスは十分に代表入りにふさわしいものだろう。

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