リーグ戦初黒星のバルセロナ データから読み取れる“守備の乱れ”

大量失点を喫したバルセロナの面々 photo/Getty Images

インターセプト数が......

13日にリーガ・エスパニョーラの第37節が行われ、同リーグ首位のバルセロナがレバンテに4-5で敗れた。

今季のリーグ戦無敗フィニッシュの望みが断たれたバルセロナ。試合序盤から最終ライン、中盤、最前線の3ラインが間延びし、レバンテのパスワークを食い止めることができず。相手の2トップ(エマヌエル・ボアテング、ロヘル・マルティ・サルバドール)に幾度となく最終ラインと中盤の間のスペースを使われるなど、守備の乱れが目立った。このボールの奪いどころが不明瞭な様子はデータにも表れており、同試合に先発したレバンテのMFが6回(4人合計)のインターセプトを記録したのに対し、バルセロナのMFは1回(5人合計)と、差がついている。最前線の選手が相手のパスコースを限定し、相手が苦し紛れに出したパスを中盤の選手がカットすることを実践してきたバルセロナだが、レバンテ戦ではその約束事が欠落していた。来季以降の更なる躍進にむけ、エルネスト・バルベルデ監督(バルセロナ)としては今一度守備の原則をチームに落とし込みたいところだろう。

※本文中の数値は英『whoscored』より引用。


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