日本代表は4年前から変わらない? 米メディア「本田はピッチ上の影響力落ちてきているけど……」

パチューカで結果を出した本田 photo/Getty Images

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主軸は4年前から変化なし

最近はフローニンヘンで結果を出しているMF堂安律や、ポルティモネンセの中島翔哉など興味深い若手選手が出てきているが、世界はそうした若手に注目していない。迫るロシアワールドカップでも本田圭佑、香川真司、長谷部誠ら常連組が中心になると捉えているのだ。

米『ESPN』は、「ハリルホジッチを解任したということはベテラン組がチームを引っ張らなければならない」と特集しており、本田、川島永嗣、長谷部、長友佑都など2010年大会から3度目のワールドカップを迎えようとしているベテラン組が主力になると分析。その中でも、強烈な個性を持つ本田がチーム最大のスター選手だと伝えている。

本田はミランを退団してからメキシコのパチューカに加入し、そこでフォームを取り戻しつつある。しかし、欧州五大リーグを離れてしまったことは痛手でもあり、トップレベルのサッカーを体感しない1年を過ごしてきている。それでも本田が重要視されるのは、あらゆる意味で日本人らしからぬ個性を持っているからだ。
同メディアは「トップレベルのリーグでのプレイが不足しているためピッチ上での影響力は落ちてきているが、それでも未だに本田は日本サッカー界最大のスター選手だ」と伝えており、仮にピークを過ぎていたとしても今大会までは本田がカギを握ると見ている。

西野朗新監督も本田を頼るはずとも付け加えられており、ドレッシングルームで影響力を発揮すると予想されている。今大会は直前でハリルホジッチ監督を解任するなどバタバタしたが、ここまでくれば本田ら古参組に賭けるしかないのだろう。

同メディアも予想スタメンではGK川島、センターバックに吉田麻也と槙野智章、サイドバックに酒井宏樹と長友、ボランチは長谷部と山口蛍、二列目は右に本田、左に香川、中央に原口元気となっているが、恐らく原口は左サイド、香川がトップ下と予想したかったのだろう。そして最前線はハリルジャパンと変わらず大迫勇也になっている。原口、槙野、酒井を除けば前回大会とほとんどスタメンの顔ぶれは変わっていない。

西野監督は誰をスタメンとして送り出すのか。4年前とほとんど変わらないなんてケースも大いに考えられるだろう。

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