国体の種目にビデオゲームが!? “eスポーツ”採用で『都道府県対抗ウイイレ大会』実施へ

海外では大人気の『eスポーツ』photo/Getty Images

『いきいき茨城ゆめ国体』で初の試み

2019年に茨城県で開催される第74回国民体育大会『いきいき茨城ゆめ国体』で、文化プログラムとして『eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)大会』を実施することになった。同国体の大会公式サイト及び『日本eスポーツ連合』が、22日に発表している。なお、文化プログラムとしての認定については、日本スポーツ協会・国体委員会の承認を得たのちに正式決定となる。

『eスポーツ』とは、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦戦型ゲームをスポーツ競技として捉える際の名称。競技人口は全世界で1億人以上とも言われており、海外では巨額の賞金が懸けられた大会も。アジアのオリンピックとも言われるアジア競技大会でも競技種目として採用されており、近年は日本でも注目を集めていた。

そして今回、国体でも『eスポーツ』を採用することに。都道府県対抗として実施される国民的なeスポーツ大会は、全国で初めての試み。2019年春から各都道府県で予選を行い、2019年秋に茨城県内で決勝大会を行う予定とのことだ。種目は『ウイニングイレブン』シリーズで、他タイトルの採用も現在検討中だという。

『日本eスポーツ連合』は「eスポーツの振興を通して国民の競技力向上及びスポーツ精神の普及を目指しています。日本におけるeスポーツの認知向上と選手の活躍の場を増やす機会として本大会を位置づけ、共催することを決定いたしました。本大会によって、年齢や性別、障害などを超えて多くの方にeスポーツを体験していただき、また多くの方に観戦していただくことで、eスポーツのおもしろさ、すばらしさを知っていただくことを期待しています」とコメントしている。

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