「決定力不足、守備は不安定。しかもガーナは1.5軍」 完敗の日本にライバル・韓国紙が痛烈指摘

ガーナに完敗した日本 photo/Getty Images

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テストマッチを0-2で落とす

エースのソン・フンミンらの活躍でホンジュラス代表を2‐0で撃破した韓国代表とは異なり、日本代表は30日に行われたガーナ代表とのテストマッチを0-2で落としてしまった。その好対照な結果からか、韓国紙は日本の戦いを厳しく評価している。

韓国『スポーツソウル』は6万人の観衆の前で総崩れになったと日本の戦いぶりを報じ、スタジアムの良い雰囲気に対して結果はよくなかったと指摘。日本らしいプレイは出ていたものの、相変わらずな欠点をチクリと突かれている。

「日本特有のスタイルは出ていた。中盤での正確かつ繊細なパスワークで相手のファイナルサードへは攻め込んだが、ペナルティエリア内でのチャンスをなかなか作れなかった。守備も問題だ。人数の少ないガーナの攻撃に3バックは簡単に崩壊。決定力不足、不安定な守備という日本の弱点がそのまま出ていた。しかもガーナはジョルダン・アイェウやアンドレ・アイェウ、クワドゥ・アサモアら主要選手が抜けた1.5軍チーム。大観衆の応援がありながら、失望を抱いたまま日本を離れる」
厳しい指摘だが、納得せざるを得ないだろう。ボールは持っても決定機が少なく、シュートも枠に飛ばない。守備はアフリカ人選手特有の身体能力に苦労し、単純なロングボールから決定機を作られることもあった。

韓国は昨年12月に日本で開催されたEAFF E-1サッカー選手権(東アジア杯)の決勝で日本を4-1で撃破して優勝。この戦いが両国の運命を大きく変えることとなった。上り調子となる韓国に対し、日本は監督交代でドタバタ。W杯への期待度には差があると言えそうだ。

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