マンCがW杯に送り込む17選手が来季足を引っ張る? 「満足に休めないままプレイすることになる」

プレミアを制したマンC photo/Getty Images

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ヤヤ・トゥレは不安

今季プレミアリーグを圧倒的な力で制したマンチェスター・シティは、当然来季も優勝候補筆頭となる。2位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点差19をつけた実力は脅威で、来季こそはリーグ戦とチャンピオンズリーグのダブルをと意気込んでいることだろう。

しかし今季限りでマンCを離れるMFヤヤ・トゥレは、そう簡単にいくものではないと考えている。なぜなら今年はワールドカップイヤーだからだ。マンCで驚異的なパフォーマンスを披露した選手たちは揃って各国の代表に選ばれており、ロシアへ向かった選手の数はプレミアリーグでトップとなる17人だ。

英『FourFourTwo』によると、ヤヤ・トゥレは来季の戦いについて「モウリーニョも非常に怒っているだろうし、トッテナムも優れたチームだ。シティは来季も優勝できるが、これらの状況に左右される。W杯があり、選手たちは満足に休めないままクラブでプレイしなければならなくなる。怪我など問題がなければそれも可能だが、難しいだろう。来季は異なる状況になるね」
トッテナムも12選手、マンUも9選手ワールドカップに送り込んでいるが、マンCとは人数に差がある。またワールドカップでどれほどの疲労を溜め込むのか、来季の開幕に間に合わないような大怪我を負ってしまうリスクもある。そう考えると来季もマンCがスムーズにスタートを切ることができるかは分からない。ワールドカップでの戦いがクラブに思わぬ悪影響を与えることもあり、また異なるプレミアリーグの戦いを見ることになりそうだ。

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