今季プレミアリーグではエジプト代表FWモハメド・サラーが大爆発し、改めてアフリカ人選手の能力の高さにスポットが当てられるようになっている。そこで英『FourFourTwo』は、ロシアワールドカップで注目すべきアフリカ人選手7名を選出。今大会でのブレイクをきっかけにプレミアリーグへやってきてくれればと願いを込めている。
1.アフムード・ハッサン(エジプト代表/MF)
エジプト代表ではサラーばかりに注目が集まるが、23歳のハッサンも興味深いアタッカーだ。現在はトルコのカスムパシャSKでプレイし、今季は13得点7アシストと印象的な数字を記録している。サラーがチャンピオンズリーグ決勝で負った怪我の影響でコンディションが安定しないため、ハッサンの攻撃力がカギとなるかもしれない。
2.ハキム・ツィエク(モロッコ代表/MF)
ツィエクはすでに世界的に知られた名だ。アヤックスで活躍する攻撃的MFはモロッコ攻撃陣の柱といえる存在で、同メディアはリヴァプールやアーセナルなどプレミアの強豪クラブでも十分通用する逸材と見ている。25歳という年齢を考えても今大会を機にステップアップしたいところだ。
3.カリドゥ・クリバーリ(セネガル代表/DF)
説明は不要だろう。チェルシーの獲得リストにも挙がっていると言われるクリバーリは数年前からプレミア行きが噂されてきた。ナポリで着実に成長し、アフリカを代表する名DFの1人だ。セネガルは日本代表と同じグループHに入っており、日本はこの高すぎる壁を越えなければ勝ち点3はつかめない。
4.オゲネカロ・エテボ(ナイジェリア代表/FW)
2016リオデジャネイロ五輪で日本代表から4得点を奪ったことでも有名な22歳のエテボは、今大会ブレイクする可能性のあるヤングスターの1人だ。クラブシーンではそれほど目立った活躍ができていないが、ポテンシャルは評価されている。レンタル先のラス・パルマスが2部に降格したため、プレミアリーグのクラブが狙うチャンスがあると同メディアは見ている。
5.ケイタ・バルデ(セネガル代表/FW)
サディオ・マネらとともに強力な攻撃陣の一角を担うケイタは、すでにラツィオ、モナコと欧州での経験を積んでいる23歳のアタッカーだ。同メディアからはスピードとテクニックを絡ませたドリブルが高く評価されており、前線の複数ポジションをこなせると大注目。プレミアのビッグクラブでも活躍できる逸材のはずで、ひとまず日本戦では眠っておいてもらいたい。
6.ユネス・ベルハンダ(モロッコ代表/MF)
ツィエクと同じくモロッコの攻撃を組み立てることが期待される選手だ。今季はガラタサライで3得点8アシストを記録し、重要な存在となっていた。モロッコ代表でもベルハンダの創造性を最大限活かす形を取ると予想されており、プレミアリーグのクラブにとっても即戦力となり得るか。
7.ムサ・コナテ(セネガル代表/FW)
またまた日本と同組のセネガルからだ。今季フランスのアミアンで13得点3アシストを記録しているコナテは、マネらが作り出したチャンスをゴールへ結び付ける役割が期待される。すでにプレミアリーグの数クラブがチェックしているようだが、フランスのリヨンも関心を示しているという。日本は要注意だ。