オイペン、“奇跡の残留”へ導いた豊川雄太と契約延長 ファンの心をがっちりキャッチ

新シーズンはさらなる活躍が期待される豊川 photo/Getty Images

新たな契約は2020年6月30日まで

シュピラー・プロ・リーグ(ベルギー)のオイペンは6日、FW豊川雄太との契約を延長したと発表した。なお、新たな契約は2020年6月30日までとなっている。

現在23歳の豊川は今年1月に海外挑戦を決断し、鹿島アントラーズからオイペンへ完全移籍。2月17日に行われたリーグ戦第27節のズルテ・ワレヘム戦で途中出場を果たし、ベルギーデビューを飾った。そして、最終節でも後半の半ばからピッチに立つと、30分程度の出場時間ではあったが、全ゴールに絡む3ゴール1アシストの大活躍で4-0の勝利の貢献。最下位に沈んでいたオイペンを、奇跡の1部残留へ導いていた。試合後には大勢のサポーターから胴上げされるシーンがカメラに捉えられるなど、豊川は早くも彼らの心をがっちりとキャッチしている。

そんな豊川について、オイペンのディレクターを務めるクリストフ・ヘンケル氏は「豊川雄太との契約延長は、クラブとの良好な関係とお互いに尊重しあっている証しだ。彼のようなストライカーは、どんなクラブにいても使われるだろう。我々は、彼がオイペンのためにさらに2年間プレイしてくれることが嬉しいよ」と語った。クラブの公式サイトが伝えている。

新シーズンはさらなる活躍が期待される豊川。来季もサポーターの期待に応えることができるのだろうか。

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